引越しが決まったら引越し準備にとりかかりましょう。引越しの満足度はいかにきちんと準備したかに左右されます。
引越しにあたって準備する内容は多岐に渡るので、今回は『簡易版』と、引越し決定~引越し後にやることまで7ステップで解説する『詳細版』に分けてリスト化してみました。
手間がかかるものや期間の指定がある項目は、内容の詳細まで解説していきます。これからか引越しする予定の方はぜひチェックしてみてくださいね。
簡易版で確認!引越しやることリストアップ
まずは『簡易版』でおおまかな流れを確認していきましょう。
引越し2ヵ月前~3週間前の準備項目
やること | 内容 |
新居探し | ・賃貸の場合⇒入居するまで待ってもらえるのは契約から3~2週間ということが多いので、逆算して入居の契約日を決める。
・新築物件、購入物件への引越しの場合⇒新居が決まっているので賃貸物件探しが不要。※この場合は早いうちから準備できる。 |
(旧居が賃貸なら) 退去の連絡 |
・旧居が賃貸物件なら退去2ヵ月前~1ヵ月前までに退去の連絡が必要。
・旧居が賃貸の場合、入居時に説明された通りの解約手順を踏む必要あり。退去の連絡の期日が「2ヵ月前」なのか「1ヵ月前」なのかは物件により違うので要確認。 |
(契約している場合のみ) 駐車場契約の解約連絡 |
・駐車場に契約しているなら引越しが決まった後、早いうちに解約連絡しておくと安心。 |
ちなみに、引越しが決まるタイミングは転勤だったり新入学や新入社だったり、状況により個人差があります。だいたい引越し日の2ヵ月前~1ヵ月前に決まることが多いようです。急な転勤の場合は引越し日の2週間前に急に決まることも・・・!そんなに急だと大変ですよね・・・。
引越しが決まったタイミング次第で対応の急ぎ度が変わったり、対応する順番が入れ替わったりする可能性もあります。
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引越し予定日まであと何日、何週間、何か月あるかは別にして、基本的に新居が決まった時点から対応したい(準備にとりかかりたい)項目について、以下でリスト化していきます。
とりあえず新居が決まったら即対応したいこと
やること | 内容 |
引越し業者への依頼 | ・新居が決まり引越し先住所が確定したら、引越し業者に依頼することができます。春の繁忙期は引越し業者の予約が密集するので早めの予約が大切。
・引越し業者は一番早くて引越し予定日の3ヵ月前から予約を受け付けていることが多い。 |
粗大ごみの処分に関する対応 | ・「行政の粗大ごみ回収」もしくは「民間の粗大ごみ回収業者」に依頼するか決める。安いのは行政だが、その分、繁忙期ではなくても予約が多い傾向にあるので早めの予約が肝心。
・粗大ごみを残して退去すると旧居の管理会社とトラブルになる可能性が高いので注意。 |
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引越し1ヵ月~1週間前にやること
やること | 内容 |
住所変更手続き | ・クレジットカード、携帯、固定電話、保険、NHK、新聞、インターネットプロバイダー、Wi-Fi、通販サイト、amazonなどの住所変更手続きは必須。 |
転出手続き | ・転出手続きは引越し日の14日前~役所で受付。 |
その他役所や行政への手続き | ・国民健康保険や国民年金に加入しているなら手続きが必要。転出手続きをしたときに併せて対応してもらえる。
・企業の社会保険や構成年金に加入している場合には引越しにあたっての手続きは基本的に不要。 ・給付金や手当を受給しているときは要確認。 |
電気・ガス・水道の解約連絡 | ・直前でも対応してくれるものの祝日を挟むと通常より解約まで日数がかかるので注意が必要。早めの対応が◎ |
電気・ガス・水道の開通連絡 | ・直前でも対応してくれるもの祝日を挟むと通常より開通まで日数がかかるので注意が必要。早めの対応が◎ |
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引越し1週間前~やること
やること | 内容 |
清掃 | ・1週間前くらいから少しずつ取り組むと楽。 |
荷造り | ・1週間前くらいから少しずつ取り組むと楽。 |
ゴミ出し | ・引越し当日までにゴミ回収の日が何回あるか確認してゴミを出していく。 |
近所への挨拶 | ・状況次第では不要。 |
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引越し前日にやること
やること | 内容 |
冷蔵庫の水抜きや霜取り | ・引越し前日までに済ませる。 |
洗濯機の水抜き | ・引越し前日までに済ませる。 |
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引越しのタイミングや状況によっては順番が入れ替わるケースや、直前でまとめて対応するケースなどもでてきます。
『詳細版』で手順を1から確認してみよう
先ほどのリストのように、「引越しでやること」をリスト化してみると実に色々あることがわかります。
続いての『詳細版』では、各項目について改めて。手順を1から確認してみましょう。
ステップ1:引越し2ヵ月前~3週間前の期間に開始すること
やること | 内容 |
新居探し | ・賃貸の場合⇒入居するまで待ってもらえるのは契約から3~2週間ということが多いので、逆算して入居の契約をする必要あり。
・新築物件、購入物件への引越しの場合⇒新居が決まっているので賃貸物件探しが不要。早いうちから準備できる。 |
(旧居が賃貸なら) 退去の連絡 |
・旧居が賃貸物件なら退去2ヵ月前~1ヵ月前までに退去の連絡が必要。
・賃貸の場合、入居時に説明された通りの解約手順を踏む。連絡の期日が2ヵ月前なのか1ヵ月前なのかは物件により違うので要確認。 |
(契約している場合のみ) 駐車場契約の解約連絡 |
・駐車場に契約しているなら引越しが決まったら早いうちに解約連絡しておくと安心。 |
【早すぎても契約が難しい?】新居探し
賃貸物件は引越し予定日の1ヵ月前~2週間前から探し始めることが多いです。
引越し予定日より2ヵ月前、3ヵ月前といった早い時期に引越しすることが分かったとしても、残念ながら賃貸物件は通常、早い時期から決めることができません。
賃貸物件については、まず選択、申し込みをして審査を受けて契約⇒引越し予定日までの空白期間、そして入居。という風に空白期間がありますが、不動産会社・大家さん・管理会社が待ってくれる期間はだいたい1週間~3週間です。
引越し予定日よりあまりにも早い段階で物件を決めてしまうと、空白期間が長くなり、全部の日数は待ってもらえず。家賃が通常通り発生してしまいます。
賃貸契約のタイミングはあまり早くできないので、それを踏まえて探し始めるタイミングを考える必要があります。
賃貸物件選び・・・面倒に感じることもあるかもしれません。
【1ヵ月前には連絡必須?】旧居が賃貸なら退去の連絡
旧居が賃貸物件なら、引越しするにあたり退去の連絡が必要です。
退去する場合、物件ごとに「いつまでに連絡が必要」という期日が定められています。これを過ぎて連絡すると、まるまる1ヵ月分の家賃が発生してしまうので(基本的にどの物件も日割りになりません)注意が必要です。
退去についての連絡の期日は、「1ヵ月前まで」が多いですが、物件によっては「2ヵ月前まで」だったり「3週間前まで」だったり条件が変わるので確認しましょう。
【1ヵ月前には連絡するべき】駐車場契約の解約連絡(契約している場合のみ)
都市部ではあまりないかもしれませんが、駐車場契約をしているなら忘れないうちに解約連絡しましょう。
こちらも賃貸物件と同様、いつまでに解約連絡が必要か期日が定められているので確認しましょう。
ステップ2:新居が決まったら行動に移すこと
やること | 内容 |
引越し業者への依頼 | ・新居が決まり引越し先住所が確定したら引越し業者に依頼できます。春の繁忙期は引越し業者の予約が密集するので早めの予約が大切。
・引越し業者自体は一番早くて引越し予定日の3ヵ月前から予約を受け付けていることが多い。 |
粗大ごみの処分に関する対応 | ・「行政の粗大ごみ回収」もしくは「民間の粗大ごみ回収業者」に依頼するか決める。安いのは行政だが、繁忙期ではなくても予約が多い傾向にあるので早めの予約が肝心。
・粗大ごみを残して退去すると旧居の管理会社とトラブルになる可能性が高いので注意。 |
【繁忙期はとにかく急ぐべし!】引越し業者の見積り&依頼
引越し先が決まったら引越し業者に依頼しましょう。
特定の引越し業者に依頼しようと気持ちが固まっているとき以外は、引越し見積もり比較サイトを活用すると便利で、自分のニーズに合ったところを見つけやすいです。
春の引越し繁忙期(2月下旬~4月下旬くらいの期間)は引越し業者の予約が密集する傾向にあります。「引越し難民」という言葉もあったくらい、予約が埋まりすぎて、依頼を断られるケースが発生した地域もあるようなので引越し業者は早めに確保するのが大切です。
ちなみに引越し業者の予約は3ヵ月前から受付しているところが多いようです。
また、引越し業者によってはだいたいの住所さえ確定していれば新居が決まっていなくても予約できるようです。
引越しする街が決まっているなら、新居決定前に相談してみるのも良いのではないでしょうか。
【油断していると予約一杯になりやすい!】粗大ごみの処分
粗大ごみを処分する方法は2種類あります。
行政の粗大ごみ回収 | ・地域にもよるものの粗大ごみ1個あたり300円~700円くらいのリーズナブルな価格で引き取ってくれる。
・ネットで予約できる地域もあり条件によってはとても便利。 【注意点】 ・安い代わりに引越し繁忙期関係なく予約が埋まりやすい傾向があるので早めの対応がおすすめ。 |
民間の粗大ごみ回収業者 | ・トラック積み放題だったり、1個あたりだったり。状況に合わせて臨機応変に粗大ごみの集荷に対応。
・民間の企業なので自宅まで来て粗大ごみの運び出しもしてくれて便利。 【注意点】 ・利用料金は3,000円くらい~トラック積み放題では数万円かかるケースもあるので要確認。 |
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粗大ごみ処分は「物」によっては売るという選択ができるかも。
上記では粗大ごみ処分について2種類ご紹介しましたが、もう1つ。物によっては売るという選択ができる可能性があります。
自分にとっては粗大ごみ(=不用品)でも、人によっては「中古でも良いから安く購入できたらありがたい」と感じる物という場合もあります。
- (製造から5年以内)冷蔵庫
- (製造から5年以内)洗濯機
- (製造から5年以内)掃除機
このあたりの家電は売りやすい(買い取ってもらいやすい)です。
1人暮らしサイズで、リサイクルショップなら冷蔵庫、掃除機は1個あたり3,000円前後で引き取ってもらえることが多いようです。
購入価格からみると安い買取価格に感じるかもしれませんが、民間業者に依頼して処分すると引き取り料が1個3,000円~5,000円くらいかかることも多いので、お得です。
その他、状態がキレイな棚やソファなども売れるケースがあるので、売れる可能性があるかもしれないアイテムについては売ることを優先的に検討しても良いのではないでしょうか。
引越しにあたり不用品を売る方法はこちら。
- リサイクルショップ(大型家具家電の出張買取に対応しているところも多い)
- メルカリ
- ジモティ
- 近所に住む友人など
あまりサイズが大きくない不用品なら「買取王子」のようなネット受付&宅配便での送付で買取してくれる(お店に行かなくても良い)サービスも登場しているので、併せて売れそうなものは売って引越し予算の足しにするとお得です!
ステップ3:引越し1ヵ月~1週間前にやること
やること | 内容 |
住所変更手続き | ・クレジットカード、携帯、固定電話、保険、NHK、新聞、インターネットプロバイダー、Wi-Fi、通販サイト、amazonなど |
転出手続き | ・引越し日の14日前~役所で受付。 |
その他役所や行政への手続き | ・国民健康保険や年金など。
・企業の社会保険や年金に加入している場合には不要になる手続きも多い。 |
電気・ガス・水道の解約連絡 | ・直前でも対応してくれるものの祝日を挟むと日数が必要になることがあるので注意。早いほうが◎ |
電気・ガス・水道の開通連絡 | ・直前でも対応してくれるものの祝日を挟むと日数が必要になることがあるので注意。早いほうが◎ |
【色々あるから忘れないように!】各種機関への住所変更手続き
引越しにあたり、旧居の住所で登録している様々な機関への住所変更手続きが必要になります。
例えば・・・クレジットカード、携帯電話、固定電話、保険、NHK、新聞、インターネットプロバイダー、Wi-Fi、通販サイト、amazonなど。
最近ではネット上で住所変更できるサービスも増えているので、いちいち電話する手間も省きやすくなっています。
ちなみについつい忘れてしまいやすいのは通販サイトやamazonの住所変更です。
住所変更を忘れているのに気付かずに通販で購入してしまうと、旧居宛てに荷物が届いてしまい、宅配便の会社に転送してもらう手間がかかってきます。そうすると別途送料がかかってしまうので・・・住所変更大切です。
クレジットカードや携帯電話系は、毎月明細が届く設定にしている方も多く、万が一旧居に届いてしまうと個人情報がわかってしまうというデメリットがあります。こちらについても注意したいところです。
あまり早すぎる対応だと住所変更の受付ができないサービスもあるようなので、だいたい引越し予定日の1ヵ月前から。住所変更に対応するのがおすすめです。
【役所は手続き可能時期が決まっている】転出手続き&各種手続き
転出手続きは引越し日の14日前~役所で受付けしています。これより前に役所に行っても対応してもらえないので注意しましょう。役所は平日しか空いていないので、平日仕事が忙しい方は午前休や午後休をもらって対応しなければいけません。早めに日程を考えておくようにしましょう。
ちなみに、どうしても転出手続きをしに役所に行く時間がない場合は郵送でも転出手続きが可能です(切手代の負担あり)
転出手続きのときマイナンバーカードを持っていると書類に記入する内容もほとんどなく、従来の転出手続きより非常に簡単です。
郵送でも同様です。マイナンバーカードで転出手続きを進める場合は郵送でも基本的に役所側から返信されるものはないので、手軽に転出手続きしやすくなっています。
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その他、役所で手続きすることといえば国民健康保険や国民年金や、給付金や、各種手当などです。
国民健康保険や国民年金は企業に所属して働いていて、企業のものに加入しているなら役所で行う手続きを行う必要は特にありません。
給付金や各種手当を受給しているときには新居のある役所での引き続きが必要だったり、新居のあるエリアでは条件が変わったりする可能性があるので早めに確認しましょう。
妊婦さんが引越しする場合は特に役所には早めに確認しておくと安心です。
【早いにこしたことはない】郵便局の転送サービスの登録
郵便局の転送サービスも忘れずに登録しておきましょう。
郵便局に行って登録することもできますし、ネット上でも申し込めます。
これを行うと、旧居宛に送られた郵送物を一定期間中は新居まで転送してくれます。
例えばクレジットカードや携帯電話の住所変更を忘れたとしても、郵便局の転送サービスに登録しておけば新居まで明細を転送してもらえるので、明細が旧居に届いてしまうリスクを無くすことができ安心です。
とにもかくにも郵便局の転送サービスは絶対に忘れてはいけないものの1つです。
ステップ4:引越し1週間前~やること
やること | 内容 |
清掃 | ・1週間前くらいから少しずつ取り組むと楽。 |
荷造り | ・1週間前くらいから少しずつ取り組むと楽。 |
ゴミ出し | ・引越し当日までにゴミ回収の日が何回あるか確認してゴミを出していく。 |
近所への挨拶 | ・状況次第では不要。 |
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荷造りのポイント
荷造りするときには、すぐには使うことがないものからダンボールに詰めていくようにしましょう。
そして日常使いするものや引越し当日までに使うかもしれないものは最後にダンボールに詰め、当日までガムテープで封はしないようにしましょう。
荷造りしたダンボールは荷解きするときにわかりやすいように、マジックでダンボールに簡単に中身について記入しておきましょう。
また、ワレモノが入っている場合には、マジックで「ワレモノ」と記入しておくと引越し業者のスタッフにも親切です。
地味に、荷造りのタイミングが迷われやすいのがカーテンです。
カーテンがないと外から丸見えなので、引越し当日に外してダンボールに詰めるようにしましょう。
直前に洗濯と乾燥を終えておくと衛生的で良いかもしれません。
【番外編】これも大切!冷蔵庫の中身の処理
引越し予定日1週間くらい前から意識したいことが、冷蔵庫の中身の処理です。
1人暮らしの方だと、あまり冷蔵庫に食材が入っていないケースもあるかもしれませんが、色々入っていると直前になって食べきるのはけっこう大変なものです。
引越し業者に依頼するとクーラーボックスをレンタルしてくれるケースもありますが、有料になるところもあるので計画的に処理しておくほうが安心かもしれません。
引越し予定日の1週間くらい前からは食材の買い物内容にも注意したいところです。
ステップ5:引越し前日にやること
やること | 内容 |
冷蔵庫の水抜きや霜取り | ・引越し前日までに済ませる。 |
洗濯機の水抜き | ・引越し前日までに済ませる。 |
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順番としては冷蔵庫の電源を抜く⇒霜取りをする⇒当日冷蔵庫の水受けを確認し水を捨てるという流れです。
冷蔵庫の水抜きや霜取りは、引越し業者側からも基本的にアナウンスがあるので忘れる可能性は低いと考えられます。
引越しが初めての方からすると、「これって何?」と感じるかもしれませんが、けっこう重要なことです。
冷蔵庫は冷蔵庫のタイプにもよりますが、冷凍庫に霜が溜まることが多いです。
この霜を付けたまま、引越し業者のトラックで冷凍庫を輸送すると、輸送中に霜が溶け出し場合によってはトラック内が水浸しになってしまいます。
一緒に載せている荷物にも水がかかってしまう可能性があるので、自分の荷物のためにも冷凍庫の霜取りは忘れないようにしましょう。
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洗濯機の水抜きも、冷蔵庫と同じように水漏れをさせないために行います。
洗濯機置き場の排水溝に繋がっているホースを外してみるとぽたぽたと水が出てくるケースが多いです。
前日のうちに確認しておきましょう。
ステップ6:引越し当日にやること
やること | 内容 |
荷物出し | ・引越し業者に任せておけば養生してくれるので基本的に大丈夫だが、退去当日の荷物出しの最中に壁紙や床を傷付けないように注意。 |
旧居の清掃 | ・退去時の清掃次第で敷金の返金額が変わる可能性があるのでラストの掃除は丁寧にするほうがおすすめ! |
電気のブレーカー落とし | ・忘れても基本的には管理会社か不動産会社がチェックするが、マナーとしてはブレーカー落としをしてから退去するほうが良い。 |
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引越し当日はバタバタですが、最後の掃除は丁寧に行いたいものです。
掃除の内容で敷金が変わる可能性はほとんどありませんが、物件によっては清掃費を取る可能性もあるので、キレイにしておくに越したことはありません。
ちなみに引越し当日は午後から引越し業者の作業が始まるとしても、キッチンで料理はしないほうがキレイなまま退去しやすいです。
引越し当日に円満に進めるにはコレ!ドリンクを渡そう
引越し当日引越し業者のスタッフに、よりテキパキと働いてもらうためのコツがあります。
それは!!スタッフへのドリンク渡しです。
普段からやっているという方にとっては「そんなこと?」と感じるかもしれませんが、引越し業者のスタッフにドリンクを渡さない方は多いです。たかがドリンク、されどドリンク。渡すだけで引越し業者のスタッフのモチベーションが大きく変わることがあります。
引越し作業は重労働なのでのどが渇きます。スポーツドリンクや万人受けしそうなお茶、それからエナジードリンクなど。これを引越し作業の開始前に、渡しましょう。
引越し作業終了後ではなく、引越し作業開始前に渡すのがポイントです。
そのときに渡されたほうが「今からの作業を頑張ろう」という気持ちに繋がるからです。
引越し業者のスタッフのモチベーションが変わると、満足度も変わりやすいので快適な引越しを目指すならドリンク渡しも検討しましょう。
ステップ7:引越し後にやること
やること | 内容 |
荷物搬入 | ・引越し業者より先に新居に到着して荷物搬入作業を開始できるようにする。
・不動産会社から新居の鍵を受け取るタイミングは要確認(荷物搬入作業に間に合うように鍵を受け取るタイミングを考える) |
荷物の片付け | ・荷物搬入後~片付けスタート。1人暮らしだと当日中に終わらせやすいが、荷物量が多いと数日かかることもある。必要な荷物がわかるようにダンボールにマジックで簡単に中身を記入しておくと安心 |
近所への挨拶 | ・状況によっては不要 |
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新居での荷物の片付けをしていると、けっこうゴミが出やすいです。
ガムテープをはがしたものや、食器類を包んでいた新聞紙や緩衝材など。これらのゴミを片付けるためにも、ゴミ袋が必要です。
ダンボールに入れてゴミ袋を旧居から持っていく場合は、どのダンボールに入っているのかすぐにわかるように、記入しておくと良いのではないでしょうか。
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新居の近隣に住んでいる住人たちへの挨拶ですが、状況によっては最近は行わないケースが多いようです。
例えば、女性の1人暮らし。この場合は女性専用物件やシェアハウスのケースをのぞき、最近では挨拶しない選択をする方がほとんどです。
防犯上の理由が大きいです。
現在は個人情報保護の関係で、賃貸マンション・アパートだとしても事前に隣人について教えてもらうことはできません。
女性で「引越しの挨拶をすべきか」迷ってしまうという方は、家族や恋人や友人に相談して結論を出しましょう。
また、女性に限らず都市部の若い世代は、引越し時に挨拶をしない&挨拶をされなくても特に気にしないケースが多いようです。
ここまでは1人暮らしの場合の、引越しの挨拶への考え方です。
それでは家族引越しだとどうなるのかというと、子どもがいる場合は挨拶をしておいたほうが良いといわれています。近所付き合いをしておいたほうが子どもの防犯面でも良いという考え方からです。
物件にもよりますが、ファミリー向けの物件はだいたい町内会や自治会への加入が必要だったり、近所付き合いがあったりするので仲間に入っておいたほうが何かとメリットがあるケースが多いです。
転入手続きも忘れずに!
新居へ入居してから14日以内に、転入手続きのために役所に行きましょう。(その他、国民健康保険や国民年金の変更手続きが必要な場合はそちらも忘れずに)
引越し関連の注意事項はこちら~
ここまで引越しのやることリストの『詳細版』をご紹介しました。
「正直、引越しって面倒だな」と感じた方もいるかもしれません。確かに引越しは面倒な部分もありますが、準備に手を抜いてしまうと後々の満足度が左右されやすいので準備には力を入れましょう。
以下では、引越しと引越し準備関連の「注意事項」について解説していきます。
引越しするにあたり、意外と見落としやすいけど注意したいこと、確認しておきたいことを詳しくみていきましょう。
新居選びのチェック項目!見落としやすい部分もあり!?
購入した物件や自分で1から住居を建てた方にはあまり関係ないことですが、賃貸物件に引越しするなら注意したいことが色々あります。
まず、賃貸物件は新築を除き基本的にこれまで誰かが住んできました。人が住んできたということは経年劣化も無いとはいえません。
また、経年劣化がなかったとしても賃貸物件は、ビジネス上あまりコストをかけずに建てたかったという背景を持つ物件も多いので、住環境的に100%住人思いというものではない物件も少なからず存在しているのは事実です。
賃貸物件を借りる前に!!必ずチェックしたい項目
- 物件の壁の薄さをチェック
- 小さい虫がいないかチェック(網戸のあたりや部屋の隅や押し入れは要確認)
- 排水管や排水溝から「におい」がしないか「汚れ」がないかチェック
- 隣人の住民や同じフロアの清潔度などの雰囲気をチェック
- 近隣の環境(騒がしいものがないか、治安が悪そうではないかなど)チェック
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物件の壁の薄さをチェック
物件の内見をするのはだいたい昼間~夕方ということもあり、隣人が外出しているケースが多いです。すると生活音がどれくらい響くのかは、内見の時点で把握しづらい可能性があります。
壁を叩いてみて音の響き方を確認したり、正直ちょっと恥ずかしいかもしれませんが壁に耳を付けて音が聞こえないかチェックしておきましょう。
酷く壁が薄い物件だと、隣の住人が電話している声が(会話が聞き取れずとも)聞こえてきたり、テレビの音が聞こえたり、シャワーの音が聞こえてきたりすることがあるようです。
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小さい虫がいないかチェック(網戸のあたりや部屋の隅や押し入れは要確認)
物件の内見をするとき小さい虫がいないかもチェックしておきましょう。
2階以上なら虫は大丈夫・・・と、油断されることも多いですが、10階であっても虫が出現するケースはあるので油断できません。
部屋の隅っこあたり、クローゼットの中、そして網戸(外側)もチェックしましょう。
網戸に小さい虫が張り付いている場合は、網戸の同じ場所に虫が頻繁に付くようになっている可能性があります。室外の話なので室内には関係ないようにみえつつ、洗濯物を干したときについてしまったり、布団を干したときについてしまったりという可能性も考えられます。
虫が苦手ではない方からするとどうでもいいことかもしれませんが、虫がとても苦手という女性だと特に。びっくりしたりショックを受けてしまったりするので不安ならこちらもチェックしておきましょう。
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排水管や排水溝から「におい」がしないか「汚れ」がないかチェック
キッチンやお風呂や洗濯機置き場の排水管や排水溝からにおいがしないか、汚れがないか。こちらも内見のときに意識してみておきたいことです。
マンションやアパートなら排水管のにおいなんてそうそうしないでしょうと、思いきや、してくる場合もあります。
排水管の根本からのにおいがある場合は、自室の排水管だけ清掃したところで改善しないことが多いので、先に確認しておきましょう。
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隣人の住民や同じフロアの清潔度などの雰囲気をチェック
内見に行ったときには、物件の外の部分。内見する部屋があるフロアもチェックしましょう。
隣人がよくわからない荷物を玄関前に出している場合や、フロアが何だか汚れている場合は要注意。マナーの悪い住人が住んでいる可能性があります。
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近隣の環境(騒がしいものがないか、治安が悪そうではないかなど)チェック
内見に行ったときには近隣の環境もさりげなくチェックしておきましょう。
実際に足を運んでみると、住環境や近隣の雰囲気もなんとなくわかるものです。
住環境は住みやすさにけっこう関わってきます。
隣人の詳細は教えてもらえないけど心配なら不動産会社に伝える
最近では個人情報保護の観点から物件の隣の部屋にどんな住人がいるかについては、不動産会社に聞いても教えてもらえません。
「性別だけでも」と思っても、それも基本的に他者へ伝えるのはNGです(ポロッと言ってしまう不動産会社のスタッフさんはいるかもしれませんが)
隣人のことは住んでみないとわかりませんが、隣人が変わった人でトラブルになったり早期に再度引越しをしたりするケースもゼロではないので、不安な方はその気持ちを不動産会社の営業担当に伝えましょう。
隣人の詳細は話せなくても「大丈夫だと思います」みたいには言ってくれる可能性があります。
また、聞き出し方のコツは「隣人がどんな人か」と聞くより、「ここ数年のうちに部屋、フロアで隣人トラブル、住人トラブル、管理会社への対応依頼が発生しているか?」という内容で聞くほうが効率が良いです。
これなら不動産会社の営業担当者も答えることができます。
管理会社との立ち合いの日程は要相談
引越しが決まり準備も進み、退去の日取りも決まったら。賃貸物件の場合は後片付けとして管理会社の立ち合いが必要になります。
この立ち合いで、入居時にはなかったキズや損傷が居室内にないか確認します。
壁や床が汚かったら絶対NGというわけでもなく、「経年劣化」と認められる範囲の汚れであれば特に敷金には影響しません。
敷金トラブルに注意
立ち合いに関連する項目ですが、敷金トラブルには注意しましょう。意外と多いようです。
敷金トラブルとは、本来の修繕費(敷金の目的)よりも高額の費用を請求され敷金の返金額が本来より減ってしまったり、敷金の返金がゼロになってしまったりするトラブルです。
トラブルですが・・・しかし過剰に請求されていることに気付かない方もとても多く、トラブル化しないままということも珍しくありません。
敷金トラブルを防止するには強い意志が必要です。
明らかに高額だと感じたら、クレームを付けましょう。ゴネてゴネてゴネて話し合いをすると、敷金トラブルに該当する場合は(本当にあえて高額に請求してきていた場合)案外サッと引いてくれることが多いです。
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敷金0円物件にも敷金トラブルはあります。
敷金0円ということは最初の初期費用として敷金を納めていないため、修繕費が必要なら退去時の実費精算となります。
敷金0円物件なのに、退去時にちょっとしたキズに対して修繕費10万円以上を請求されたというケースもあります。壁や床の小さいキズにも関わらず、「まるごと張り替える」といって10万円前後の金額を請求された場合は注意が必要です。
話し合いをして冷静に対処してみるのがおすすめです。1人で不安なときには立ち合いに家族や友達を同席させたほうが心強いかもしれません。
立ち合い時に修繕費の請求金額に合意すると、その場で書類にサインを書くのが自然です。
ここでサインをしてしまうと納得したということになるので、敷金トラブルに巻き込まれたかもしれないと感じる場合には絶対にその場でサインしないほうが良いです。
「後日話し合って納得したらサインする」と押し通しても大丈夫です。
敷金トラブルについて細かくご紹介しましたが、もちろん妥当な修繕費を請求されるケースも多いので極端に警戒しすぎて別のトラブルを起こさないようにしましょう!
同棲時や家族の引越しやること
同棲時や家族の引越しをするときは、1人暮らしと違い荷物量は多くなりますが基本的にやること(時系列)は同じです。
家族の引越しの場合、子どもがいるなら転校の手続きも必要になり手間が増えるので早めに対処しましょう。
同棲の場合は、別々の場所から同棲のために1つの物件に引越しするなら引越し業者選びを意識したいところです。引越し業者によってはカップルプラン、同棲プランなど銘打って別々の場所から荷物を回収し1つの新居に運ぶプランを用意していることがあります。
そのようなプランを選んだほうが引越し費用をリーズナブルに納めやすいのでチェックがおすすめです!
引越しやることPDFリストがあれば便利!?
引越しのやることをリストがあると便利ですが、引越し業者や引越し見積もりサイト上ではPDFタイプのものを公開しているところも登場しています。
PDFなので掲載している引越しやることリストを印刷することができるのがメリットです。
印刷して「やることリスト」を手元に置き、小まめに確認したいなら非常に便利なアイテムです。。
引越しやることPDFリストは、引越し見積もりサイト(引越し侍、LIFULL引越し)のものが見やすくて便利です。こちらはもちろん無料でダウンロードできるようになっているので気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか!
また、マイクロソフトも引越しやることリストを提供しているので、こちらも興味がある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
マイクロソフト
引越しは入念な準備が大切!
引越しは入念な準備が大切です。
引越しの入念な準備は新居選びの段階から始まります!ある程度の期間は住むことになる新居。しっかり選んで快適に暮らせる物件に住みたいものです。
賃貸物件の場合は、家賃が安くなくても何だか「壁が薄い」などの不満を感じやすい物件も多いので、「家賃そこそこの物件だから」と、油断するのは禁物です。
引越し業者選びや、粗大ゴミの処分手配や、公共の手続きも。忘れてはいけないことがたくさんです!
引越しアプリで
引越し準備を効率良く進める方法としてアプリも注目を集めています。
おすすめは「SUUMOのダンドリ」という、引越し準備内容の「段取り」についてのサービスを提供しているアプリです。
賃貸情報サイトや引越しの見積もりサイトで有名な「SUUMO」が提供しているアプリで、引越しの際に必要な段取りをまとめています。
引越しにあたってわからないことは、このアプリがあればだいたい解決できます。
引越しにあたって必要な作業や手続きを「時間」「手続き先」「必要なもの」の項目に分けて整理。いつまでに何をしなければいけなくて、それはどこでできるものなのか、何が必要なのか。このようなポイントが簡単に分かるようにシステムが作られています。
初めての引越しで不安を感じているときや、効率良く引越し準備を進めたいときにはアプリもぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
まとめ!引越しは準備万端で臨もう!
今回の記事では、引越しのやることリストを中心に。項目の詳細内容なども含めて詳しくご紹介しました。
引越しは準備することがたくさんあり、意外と時間も取られます。
早めに準備に取り掛かるようにすると安心です。
項目によっては「いつまでに対応しないといけない」と、期限が決まっているものもあります。
特に引越し業者選びは早めに取り掛からないと予約が埋まる可能性もあるので注意しましょう。
必要なことはメモして手元に置いておくのも良いですが、「SUUMOのダンドリ」のようなアプリをダウンロードしておくのも良いのではないでしょうか。
しっかり準備を行い引越しに臨みましょう。
引越しの満足度を高めるには入念な準備からです。
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