引越し大きい本棚の梱包は分解せずにそのまま出来る。捨てるのも手

自力で引越しする方は、大きな本棚をどうやって運搬すればよいのか迷っていませんか?

高さがあってガラスの扉が付いている大きい本棚の場合は、運搬する時に本体や建物に傷を付けてしまうので注意が必要です。

そこで今回は、引越し大きい本棚の梱包方法、運搬方法、業者に依頼した時の料金、処分の方法について解説します。

引越し大きい本棚を梱包する前に準備すること

本棚のサイズに合わせて、そのまま運ぶか解体して運ぶか決めていきます。

いずれにしても本棚に入っている本を取り外しておく必要があります。

ここからは、引越し大きい本棚を梱包する前に準備することをみていきましょう。

本が入ったままはダメ!中身の本を取り出す

本棚の中に本を残したまま運ぶのは、運搬中の振動などで倒れやすく、本が崩れる可能性が高くなるのでNGです。

まずは、本棚の中の本を全部取り外してから梱包するようにします。

本棚から出した本は、本の大きさに合わせてダンボールの中に入れて詰め込みます。

本は意外とかさばって重いので、新居では読まない本はこの機会に一気に買い取りショップに出してしまうのも良い方法です。

本はいつか処分しなければ、今後は溜まってしまう一方なので、引越し準備の際に処分すると効果的です。

本を袋やビニール袋に入れる方もいますが、運搬中に重さで袋が切れたり運びづらいので、ダンボールに詰めるようにしましょう。

そして、運送業者に依頼する場合は、梱包作業は自分でやっておかなければなりません。

小包を運送するのと同様に本棚を梱包してから玄関先まで運ぶので、しっかり梱包しておきましょう。

大きい本棚はネジを取り外して分解

大きい本棚にガラスの扉が付いている場合は、ガラス窓は解体して個別で梱包します。

もしガラス扉を外さずに車体に積み込むと、移動中の振動やブレーキの衝撃で、ガラスが割れる可能性が高いので危険です。

ガラス窓は大きめのタオルに包んでから紐で縛り、ダンボールの上には「割れ物注意」とわかりやすく記載しておくと良いです。

小さい本棚の場合はそのまま梱包できますが、大きい本棚の場合は各所のネジを外して、解体して板の状態にします。

取り外したネジは小さなビニール袋にまとめて入れて紛失しないようにしましょう。

小さい本棚は分解せずにそのまま運ぶ

小さい本棚の場合は、中身の本を取り出したら、分解せずにそのまま運ぶことができます。

解体して板にすると、新居で組み立てしなければなりませんが、さほど大きくない場合はわざわざ解体してなくても問題ありません。

小さな本棚は運搬する時も、玄関や室内のドアなどの狭いところも通しやすく、建物や壁を傷つける心配はありませんので大丈夫です。

ただし、小さいサイズでもや扉や棚板が付いていれば取り外しておきましょう。

引越し大きい本棚の梱包方法

本棚の梱包方法は、運ぶ際に周りの壁を傷つけないように工夫する必要があります。

自分の本棚を玄関や壁にぶつけて傷やへこみができても、建物を傷つけてしまった場合は、修理費を弁償しなければならないので注意が必要です。

ここからは、引越し大きい本棚の梱包方法を確認しましょう。

緩衝材とダンボールを用意する

大きな本棚が玄関やエレベーター、部屋の壁や床に傷つけないように、本棚を柔らかい素材の布や緩衝材でくるんでおきます。

本棚の8つの角にはダンボールなどでカバーをつけておけば、壁や床にぶつかっても傷が付かないので安心です。

新築マンションの場合は、床にも毛布などを敷いて、床を傷つけないようにする工夫と効果的です。

解体した棚板などの梱包方法

大きな本棚を解体した場合は、棚板は何枚か重ねてビニール紐などで縛ります。

あまり重ねすぎると重くなり、まとめて運搬できなくなるので、いくつか分けてダンボールに梱包します。

ネジや細かいパーツは一つのビニール袋にまとめて入れて無くさないように、ダンボールの中に一緒に入れておくと安心です。

背の高い本棚を解体せずに梱包したい場合は、引越し業者に依頼することをおすすめします。

引越し作業員が本棚を運ぶ際に棚板を固定してくれるので、自分でわざわざ棚板を外してダンボールに梱包する手間が省けます。

引越し業者は、建物側にも資材を施して、万が一ぶつかっても傷がつかないように養生をしてくれます。

引越し大きい本棚の注意点

本棚に限らず、テーブル、ベッドなどの大型家具、そしてテレビ、洗濯機、冷蔵庫などの大型家電の運搬は、基本的に引越し業者にお願いすると安心です。

自力で大型の家具・家電を運搬する場合は、周辺の壁やドアを傷つけてしまうリスクが高いので注意が必要です。

ここからは、自力で大きい本棚を運搬する際の注意点をみていきましょう。

ガラスのスライド式の棚は固定しないと事故のもと

本棚を解体せずに運ぶ場合は、大人数名で慎重に運ぶようにしましょう。

玄関やエレベーターが狭い場合は、壁をしっかり養生してから運ぶようにしてください。

そして、スライド式の棚が付いた本棚の場合は、しっかり固定しておかないと移動中や運送中に外れて事故の元になります。

特にガラスの扉が付いているものは、運搬中に動かないように、スライド式の棚を紐で固定させておきます。

高級な本棚の場合は、表面が繊細な塗装になっているので、あまりキツく固定すると傷が付きやすいので注意が必要です。

背の高い本棚はドアの入り口から通らないこともある

背が高くて横幅もある本棚の場合は、組み立て式ではなく分解できない構造のケースがあります。

大きな本棚は、建物の玄関やエレベーター、部屋のドアからは入りにくいことがあるのです。

そういった大型の本棚は、マンションの通路から窓を開けて搬入する必要があります。

マンションの通路側の窓は、防犯上、鉄柵がついているので管理人の許可が必要になります。

外側から搬入する場合は、1階以上は窓吊り作業となりますので、引越し専門業者に依頼しなければなりません。

本棚だけの引越しを依頼できる業者は?

思ったよりも本棚の運搬は難しいと感じた方は、引越し業者または運搬会社に依頼すると安心です。

やってもらえることは本棚をそのまま運搬してもらったり、分解された板を棚板を運んでもらい、部屋まで搬入してくれます。

部屋まで本棚を運んでもらうことはできますが、分解した本棚の組立作業や、本を元の状態と戻す作業はやってもらえませんので注意しましょう。

本棚などの大型の家具・家電だけを運んでくれる専用プランのある引越し業者は以下のとおりです。

▼本棚だけを依頼できる引越し業者

会社名 プラン名 サービス内容
サカイ引越センター せつやくコース ・梱包、搬入、設置まで可能

・引越し後の10分クリーニングサービスあり

アーク引越センター 大物限定プラン ・梱包、搬入、設置まで可能
・ダンボール、布団袋、ハンガーボックスは無料
赤帽 家財運搬 ・梱包、搬入、設置まで可能
・家財1点100円で荷物保管サービスあり
※関東エリアのみ受付

引越し業者に本棚の運搬を依頼するメリットは、梱包から運搬、搬入・搬出まで引越しのプロがやってくれるので傷やダメージのリスクを避けられることです。

関東圏内の引越しを依頼した場合の料金は、引越し業者の料金は約4,000円~9,000円となり、赤帽の場合は約5,400円からです。

もし、本棚だけでなく洗濯機や冷蔵庫、ベッドなどの大物家電・家具を何点かまとめて依頼する場合は引越し業者の方がお得になります。

本棚一点だけの場合は、運送業者に依頼する方法もあります。

例えば、ヤマトホームコンビニエンスの家具配送パック「らくらく家財宅急便」は、本棚だけを運んでもらうことが可能です。

通常の運送業者は引越しの作業員は来てくれないので梱包を自分でする必要がありますが、ヤマトは梱包から設置までお願いすることができるので便利です。

ただし、基本的に1点ずつ輸送料金がかかりますので、依頼する量が増えれば引越し業者より高額になってしまうので注意しましょう。

本棚の処分するなら粗大ごみ扱い

本棚を運搬するのはお金も時間も掛かりそうなので、処分してしまおうという方は、粗大ごみとして出すことになります。

自分でノコギリで細かく解体して燃えるゴミとして出す方法もありますが、手間がかかるので粗大ごみとして出すようにしてください。

不用品の回収業者に依頼すると料金はいくら?

不用品回収業者に引き取ってもらう場合は、自宅までとらが来てくれるので便利です。

他にもテーブルやベッドなどまとめて不用品に出すものがある場合は不用品回収業者が良いです。

不用品の回収業者に本棚を依頼した場合は、約2,000円程度かかります。

不用品処分にかかる料金は大きさと量によるので、直接問い合わせてみましょう。

価値のある本棚の場合はリサイクルショップに出す方法もありますが、自力で運ばなければならない場合もあります。

訪問見積もりで来てくれる場合もありますが、買い取り不可の場合もあるので、持ち込みして査定する場合が多いです。

まとめ

今回は、引越し大きい本棚の梱包方法、運搬方法、業者に依頼した時の料金、処分の方法について解説しました。

どんな本棚であっても、中身の本は取り出して本棚とは別に運ぶことが基本です。

大きな本棚の場合は、ネジを取って解体しておくと板板をまとめて運びやすくなります。

特にガラスの棚が付いている場合は必ず解体して、ガラスの部分をタオルで保護してダンボールに梱包するようにしてください。

背の高い本棚を自力で運搬する場合は、建物やエレベーターに傷を付けないように緩衝材を使うことが大切です。

賃貸マンションの場合は、建物や壁、床に傷を付けないようにタオルを引いたり養生をしておくことをおすすめします。

自分で運搬するのは難しそうだなと思ったときは、引越し業者または運搬会社に依頼することも検討しましょう。

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