引越しを行う際は、ライフラインなどの住所変更手続きから、引越し先への移動手段など様々なことに対して段取り良くしていなければスムーズに行きません。
その中でも「当日カーテンはいつ外すと良いの?」といったことや「引越し先でもカーテンを使えるようにするにはどうしたらいいの?」といったことなど、引越し時におけるカーテンの取り扱いに対して悩んでいる方もいるかと思います。
ということでここではそんな引越し時におけるカーテンの取り扱いについてどうすべきなのかをまとめてみました。
引越しの時にカーテンはいつ外す?
まず引越し時において気を付けておきたいのが、カーテンを外すタイミングについてです。
引越しの際は事前にある程度荷造りをしておくとスムーズにいきますが、この時カーテンも梱包してしまうと部屋の中が外から丸見えになってしまいます。
部屋にカーテンがないことで問題がないのであれば、大して気にする必要もありませんが、そうでない場合だと引越し当日のなるべくギリギリまでカーテンを取り付けたままにしておくと良いでしょう。
カーテンの取り外し方
普通のカーテンの場合
普通のカーテンの場合は大抵フック式になっているので、カーテンレール側に備え付けられたレールランナーからフックを取り外すだけで良いです。
カーテンレールが高所にある場合は、転倒しないように踏み台などを利用するようにすると良いでしょう。
シェードカーテンの場合
シェードカーテンというのは、ブラインドと同様に機器を利用して開け閉めするカーテンで、作りが普通のカーテンのものと違っているので取り外すのに少しコツが要ります。
シェードカーテンを外す手順としては以下のようになります。
- シェードカーテン下部にあるウェイトバー(おもり)を外す
- シェードカーテン裏にあるコードを外す
- コード先端に付いているコードストップを外す
- カーテンレールからシェードカーテンを外す
このような手順で行うと安全にシェードカーテンを外すことができるでしょう。
引越し時にカーテンを洗濯すべきタイミングは?
引越し前の自宅で使っていたカーテンを引越し先でも使う場合、どういったタイミングでカーテンを洗濯すればよいのでしょうか?
引越し時におけるカーテンを洗濯すべきタイミングに関しては、基本的に引越し前にするよりも引越し後にしておいた方が良いです。
というのも引越しの際は荷造りや荷解きなどの工程で汚れてしまうことがあるので、引越し前に洗うのはあまり賢くありません。
また洗うときは当然窓を覆い隠すものがないので、カーテンの代わりとなる気の利いたものがなければ、洗濯している間は室内が外から丸見えになってしまいます。
この点からもカーテンを洗濯すべきタイミングは引越し後が良いでしょう。
引越し先の窓のサイズ的に旧居のカーテンが使えない場合は?
旧居のカーテンを使おうとしても、引越し先での窓やカーテンレールの寸法が違うことから、それが新居でも使えない場合も多々あります。
このように現在利用しているカーテンが新居で大きさ的に合わなくて使えないという場合は、新居で使えそうなサイズのものを新たに購入する必要性があります。
なので新居での窓のサイズに合ったカーテンを選ぶためにも、あらかじめ引越し先でのカーテンレールの長さと丈を測っておきましょう。
引越し先でのカーテンレールでのサイズの図り方
旧居と新居とでカーテンレールの長さなどが違っていた場合は、新居先のサイズに合うカーテンを購入するためにも、引越し先でのカーテンレールの長さや丈を測っておかなくてはなりません。
なので物件の内見をする際に、これらのサイズを測っておくと良いでしょう。もちろんカーテン以外の洗濯機置き場や冷蔵庫置き場の寸法も測っておきたいところです。
もし仮に内見の際にカーテンなどのサイズを測り忘れてしまった場合は、優良な不動産屋さんであれば問い合わせることでサイズを教えてもらえたりします。
幅の測り方
カーテンの幅の測り方としては、カーテンレールの右端のレールランナー(フックをかける穴)の穴から左端のレールランナーの穴までの長さを測ります。
丈の測り方
丈の長さの測り方としては、レールランナーの下から床までの長さを測ります。
この時掃き出し窓だと床までの長さからマイナス約1cm、腰窓だと窓枠の下からプラス約15cmの長さのものにしておくのが理想的です。
引越し先で旧居でのカーテンを再利用するのもあり
引越し先と引越し元のカーテンレールや窓の大きさにそれぞれ違いがあれば、旧居で使っていたカーテンは基本的に使えませんが、リサイズすれば新居でも旧居で使用していたカーテンを使うことができるようになります。
リサイズはカーテンお直しサービスなどといったところでプロに依頼してやってもらうか、可能ならば自力で行うのも良いでしょう。
ちなみにカーテンのリフォームサービスでは、リサイズしている間の代替カーテンを低価格でレンタルすることができたりもするので便利です。
カーテンの梱包方法
カーテンは引越し当日の荷物の積み込みが行われる直前のタイミング(引越し業者スタッフが来るまで)でカーテンレールから取り外して綺麗に折り畳み、梱包していくと良いでしょう。
この時梱包材としてダンボールに入れるのが一般的です。
ダンボールだと搬入・搬出が効率的ですし、袋で梱包する場合のように形が崩れることもありません。
ただダンボールに入れる場合はカーテンにシワができてしまうことになりますが、引越し先で再びカーテンレールに取り付けておけば勝手にシワが直ります。
したがってダンボールで梱包することによってできるシワはさほど気にする必要もないでしょう。
カーテンを引越し時に捨てる方法
新居でのカーテンレールの寸法が合わないのであれば、現在使っているカーテンを処分する必要があります。
なおカーテンを実際に処分する場合、ゴミとして出せる日としては燃えるゴミの日になります。
なので燃えるゴミの日に、カーテンをゴミ袋に入れて捨てると良いでしょう。
この時引越し前に処分してしまうとカーテンがなくなってしまい、遮像するものもなくなってしまうので、捨てるとしてもなるべく引越し後に捨てるのが望ましいです。
どうしても引越し前に捨てたいのであれば、引越し業者が来る直前に捨てるか、引越しの当日に捨てられないのであれば一時的にカーテンの代わりとなるものを用意しておくようにしたりすると良いでしょう。
引越し時のカーテンの処分。買取りってしてもらえる?
カーテンを普通に処分する場合は、燃えないゴミの日にゴミ袋に入れて捨てるのが一般的ですが、中にはカーテンの状態が良いのでそのまま捨てるよりかは買い取ってもらいたいという方もいるのではないでしょうか?
しかしカーテンの場合はクリーニングの手間がかかったり、経年劣化が進みやすいことなどから中古品としての需要がなく、リサイクルショップなどでも中々買い取ってもらえません。
ただ中古のカーテンであっても以下の条件を満たしている場合は、カーテン買取り専門店などで買取り対象となります。
- 1級遮光機能付きカーテンである場合
- 形状記憶が施されているようなもの
- ミラーレスカーテンである場合
こうしたカーテンであれば買取ってもらえることもあります。
購入してからさほど時間が経っておらず、普通に捨てるのは勿体無いと感じるのであれば、少し面倒ではありますが一度カーテン買取専門店などで査定を依頼すると良いかもしれません。
またメルカリやヤフオクなどのネットオークションだと、結構中古のカーテンが出品されていたりするので、そうしたネットオークションに出品すれば買取専門店などで売るよりも高額な価格で落札される可能性もあります。
その他中古のカーテンでも途上国にとっては資源として需要があったりするので、割と綺麗なものなどであれば寄付をするのも手ですね。
引越し時にカーテンを置いていくのはいけないの?
自分で購入して室内に取り付けたカーテンであれば、原則として引越しなどで退去する時にはそうしたものを置いていくということはできません。
もし仮に退去時にカーテンを置きっぱなしにしておいた場合で、次の入居者がそれを使わないとなれば処分が必要となり、場合によっては後から処分にかかる代金を請求される可能性もあるので気を付けておきたいところです。
もちろんカーテン以外の小さな小物から、エアコンやBSアンテナなどといったものでも同じことが言えます。
ただし入居前から既に取り付けられていたようなカーテンで、所有者が自分ではなく大家さんのものであるという場合は、退去時でも持って行ったり処分したりする必要はなく、そのまま置いていっても問題ありません。
引越し先でカーテンがない時に役立つ代用品
旧居で既にカーテンを処分してしまったのはいいものの、引越し先で使うカーテンは用意していなかったという場合は、カーテンの代わりとなる代用品を上手く利用すると良いでしょう。
カーテンの代用品としては以下のものなどがおすすめです。
- 引越しでの搬入後使い終わったダンボール
- バスタオルや洋服・寝具など家になる布
- 100均で買えるブルーシートやアルミシート
引越しでの搬入後使い終わったダンボール
梱包材として使っていたダンボールであれば、その場で調達できるうえにエコなので、カーテンの代用品として大いに有効活用できるでしょう。
ただしダンボールを窓にガムテープにくっつける場合は、剥がしたときに跡がついてしまう恐れがあるうえに外からの見た目もあまり良くありません。
なので引越しで荷物を積み立てているように見えるように、窓際にバリケードを貼るような形で置いておけば、窓に貼り付ける場合と比べてもより自然に映るでしょう。
バスタオルや洋服・寝具など家になる布
カーテンの代用品としてダンボールで覆い隠すことに違和感があるのであれば、家にあるバスタオルや洋服・寝具などでカバーすると良いでしょう。
基本的に細長いバスタオルやロングコートなどをハンガーで上から吊るしておけば、部屋干しをしている感を出せて違和感なく目隠しできるでしょう。
ただし掛け布団などの寝具を使う場合は、埃などで汚れてしまったりもするので注意が必要です。
100均で買えるブルーシートやアルミシート
その他カーテンの代用品として有用なのが100均でも取り扱われているブルーシートやアルミシートを使う方法です。
これらは見た目こそあまり良くありませんが、保温性を高める効果があり、アルミシートに関してはそれプラス遮光効果もあったりするので、カーテンの代用品としておすすめです。
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